一般ファイル システム設定 (タイム スタンプ)
タイム スタンプ
ファイルおよびディレクトリのタイム スタンプとタイム スタンプはすべて、ファイル システムに記録されます。タイム スタンプは通常、CD や DVD にコピーされたファイルの「更新」日時を表します。タイム ゾーンは通常、CD や DVD の作成に使用したシステムのタイム ゾーンを表します。例えば、イギリスに設置されたシステムで CD 作成した場合、そのシステムのタイム ゾーンが設定に誤りがない限り、タイム ゾーンとして GMT 00:00 がファイルとディレクトリに記録されます。米国のシステムであれば、GMT -00:04 から GMT -00:08 (アラスカの場合は GMT -00:09) がタイム ゾーンとして記録されます。ちなみに、日本のシステムなら、GMT +00:09 となります。
他のタイム ゾーンに設定を変更したい場合は、右下隅の時計をダブル クリックして、[タイム ゾーン] オプションを変更してください。
次のサイトで、他の地域の時間を調べることができます。http://www.timeanddate.com/worldclock
バージョン 1.6 Beta 12 以前の IsoBuster では、タイム スタンプのみ記録され、タイム ゾーンは無視されます。したがって、プログラムの右側ペイン (ListView) に最初に表示されるファイル時刻はそのファイルのローカル タイム スタンプが使用され、IsoBuster で展開したファイルにも適用されます。Windows 9x (95、98、ME) も、 ISO9660 と拡張規格のファイル システム内のファイルに対して、これと同じ処理を行います。
Windows NT (NT4、2000、XP) では、ファイルのタイム ゾーン、システムのタイム ゾーン、および (該当する場合は) サマー タイムを考慮して、記録されたタイム スタンプを変換します。Windows NT では、すべてのファイル システムに対してこの処理を行います。Windows 98 の場合は、UDF 1.02 ファイル システムのみに対して行います。Windows では表示用にタイム スタンプの変換処理を行いますが、CD や DVD からコピーされたファイルに同じタイム スタンプが割り当てられます。IsoBuster バージョン 1.6 Beta 13 以降では標準の処理方法です。
試しに実際のローカル タイム スタンプと変換されたタイム スタンプを切り替えるには、以下の設定を使用してください。変更した設定は保存されるので、設定を戻すまで適用されます。
以下の設定のほかにも、ファイルをマウスで右クリックして [プロパティ] を選択して、ファイルやディレクトリのタイム ゾーンを表示することができます。[プロパティ] ウィンドウの 2 番目のタブにファイルまたはディレクトリのタイム ゾーンが表示されます。
タイム スタンプの表示
ローカル タイム スタンプ (タイムゾーンに非依存)
ファイル システムに保存されたタイム ゾーンとシステム自身のタイム ゾーンは無視されます。
相対タイム スタンプ (タイム ゾーンに依存)
システムのタイム ゾーン、(該当する場合は) サマー タイム、ファイル・ディレクトリのタイム ゾーンを考慮します。
展開したファイルにタイム スタンプを適用
ローカル タイム スタンプ (タイムゾーンに非依存
ファイル システムに保存されたタイム ゾーンとシステム自身のタイム ゾーンは無視されます。
相対タイム スタンプ (タイム ゾーンに依存)
システムのタイム ゾーン、(該当する場合は) サマー タイム、ファイル・ディレクトリのタイム ゾーンを考慮します。
ファイル システムのタイム スタンプ
ファイル システム アイコンの横にファイル システムのタイム スタンプを表示することができます。タイム スタンプは角かっこに囲んで表示されます。例: [01/03/2001 8:45:00]
あるいは、UDF などの復元したファイル システムやフラット ファイル リストによくあるが、ファイル スタンプが利用できない場合には、通常 [N/A] と表示されます。