HFS ファイル システム設定


IsoBuster - HFS ファイル システム設定 (Mac)

リソース フォーク

リソース フォークを個別ファイルとして表示: ソース フォークをすべて個別ファイルとして表示するように設定します。この方法によりリソース フォークの開始アドレス、実際の長さなどを知ることができます。

リソース フォーク ファイルの名前に .[R] を追加: リソース フォークは、関連元のファイルと同じファイル名がつけられます。Windows では、1 つのディレクトリに同じ名前のファイルが 複数存在することはできないため、関連ファイルを同じディレクトリ内に展開 (コピー) することはできません。これを回避するために、ディレクトリ内の全ファイルのファイル名に .[R] 拡張子を追加し、一意な名前に変更します。

基本的に、エンジニアリング用途 (設計者や、開発者、エンジニア、技術者が、リソース フォークの内容とプロパティ (サイズなど) を調べたい場合など) 以外で、関連ファイルやリソース フォークを個別ファイルとして展開する必要はありません。ファイルに Mac プロパティが含まれている場合には、Windows システムに展開するファイルを IsoBuster が透過的に判断して処理します。MacBinary ファイルとしてファイルを展開すると、Mac コンテンツがすべて保存されて、Mac 以外のシステム上でもファイルの交換が可能となります。そのファイルは再度、Mac システムに戻しても正しく処理することができます。ただし、Mac システムでは 2 つのフォークや特殊な Mac プロパティは再作成することはできません。MacBinary ファイルは、Windows では認識できないので、どのソフトウェアでも処理することはできません。 最終的には Mac システム上で処理する必要のあるファイルを授受する際の形式としては最適です。

リソース フォークとプロパティを展開 

Mac プロパティを持つファイルを MacBinary ファイルとして展開: MacBinary ファイルについての説明はこちら.

リソース フォークとプロパティを NTFS 代替データ ストリームに展開:

NTFS ファイル システムの代替データ ストリームは、追加メタデータをファイル本体ではなく、ファイルに添付されたストリームに保存するための方法を提供します。その意味では、代替データ ストリームは Mac の「リソース フォーク」と似ています。IsoBuster では ISO9660 (またはその派生規格) ファイル システムに保存されたリソース フォークを NTFS 代替データ ストリームに変換することができます。これにより、Mac から NTFS パーティションにアクセスして、リソース フォークや他の Mac 固有のプロパティを再度認識して利用できるようになります。

リソース フォークのみを持つファイルにもこれを行う:

例えば、[リソース フォークとプロパティを NTFS 代替データ ストリームに展開] オプションがオフに設定されている場合や、FAT ファイル システムやリモート ドライブのファイル システムを認識できないネットワーク上に展開する場合、ファイルにデータ フォークがなく、リソース フォークのみが含まれている場合など、IsoBuster によりリソース フォークが代替データ ストリームに展開されない場合、IsoBuster はリソース フォークを通常のファイルとして表示 (および展開) します。つまり、IsoBuster はリソース フォークをデータ フォークとして扱います。

ただし、このオプションを選択して、NTFS パーティションを展開すると、リソース フォークのみで構成されるファイルが (NTFS ファイル システムの) 代替データ ストームに展開されます。データ フォークがないため、ファイル本体自体は何も含まれません。空ファイル (ゼロ バイト) のように見えますが、ストリームが添付されています。



スキャン オプション (通常のディスクのマウント)